この春、私がひそかにはじめた「みらい部」という部活動があります。
部員という部員は設定せずに、
活動の趣旨に共感して、その時その時、
飛び込んできてくれる人たちと共に話し合ったり、ものづくりをしたり、社会科見学をしたりしています。
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この夏のはじまりのこと。
去年からマルカフェによく来てくれるようになったサキさんという女性が、職場で関わっている子供達への想いを話してくれました。
サキさんが日常的に関わる子供たちにはADHD、自閉症、ダウン症、そして身体的なハンデなどといったさまざまな個性があります。
彼らや彼女たちに、もっとチャレンジできるチャンスをつくりたい、チャレンジすればもっといろんな事が出来るんだよ、と励ましたいし、
この地域にはいろいろな人たちがいるんだよ、ということを交流を通じて知ってもらいたい。
サキさんがそんなことを話してくれました。
元々の個人的な興味関心もあり、
またサキさんのような福祉事業に携わる人たちの精神に、私が学ぶべきものがあると常々思っていたので、
彼女の想いに共感し学び、全面的にサポートしたいと思いました。
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それからすぐにサキさんが企画書を見せてくれて、手探りながらもまずはやってみようかという話になり、ともにみらい部として活動をはじめました。
サキさんの誘いに喜んで参加表明をしてくれた何人かの子供達とそのお母さんたち。
6月のはじめごろ、まずは私が「100年後のみらい」を考えるための”きっかけづくり”のお菓子としてつくった「みらいのボーロ」を子ども達とお母さん、そして私の周りの仲間たちと一緒に焼きました。
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同じコトを共有すると、自然に距離も縮まり、打ち解けるのも早く、なんだかとても満ちた笑いのある時間が過ごせました。
その後、サキさんの企画書をベースに、生産者さんを尋ね、来月はその方がつくった食材をみんなで作って食べて、そしてそれをお客さんに振る舞う、という計画をしています。
この機会が、あたたかな人と人との交流の場となることを願っています。
これについてはまた次の投稿でお話ししたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!